子どもファースト。子どもをたくましくする3つの方法

子どもファースト。子どもに先を歩かせよう。

前回はヘリコプターペアレントを卒業する保護者のマインドセットという事をお伝えしました。今日は具体的な方法をお伝えしていきます。

1番目は子どもファーストです。お子さんが大丈夫な年齢になったら、親より先、家族の先頭を歩かせてください。いつもの場所であればお子さんに案内してもらうのも良いですね。大きな公園を地図を見ながら家族を案内することも自信がつきます。レストランの列に早めに行って並ぶ、名前を書くというのも良いと思います。年齢的に先頭を歩かせるのはまだ早いと言う場合は、レストランで自分の注文は自分でする。自分がトイレに行きたい場合は自分で「トイレはどこですか?」と定員さんに聞く。スーパーで自分のおやつを買う場合は自分でレジに並ぶ。いずれも保護者は後ろに控えていただいて構いません。

2番目はお手伝いです。家族の一員として仕事を相談して決めて、これはあなたの仕事と任せてみてください。小さい子であれば、食器を並べる、靴を並べるなど。郵便受けのチェックや生きものに餌をあげる、植物に水をあげるなども良いと思います。お兄ちゃん、お姉ちゃんになってきたらお風呂掃除やお湯はり、玄関の掃除を任せてみましょう。お風呂掃除など工夫が必要なものはさらに自信がついてきます。

3番目です。偉人の話題が出てきたら、その人の凄さを説明しましょう。歴史上の偉人だけではありません。お父さんやお母さんが尊敬する人、例えばニュースを見ていて大谷翔平選手が出てきたら、大谷選手の凄さを話してあげましょう。どういうところがすごいところなのか、現在活躍するために子どもの頃にどのような努力をしてきたかということを話してください。そのためには事前にお父さん、お母さんの紹介したい人物の幼少期をネットなどで調べておく必要があります。

子どもが心配であるのは親心として当然です。私もそうです。ただ、子どもたちは10歳、小学4年生ぐらいになると自分の考えや性格が固まっていきます。中学生になると部活が始まったり、友達との付き合い方も変わり、週末も家族で出かけるよりは友達と出かけるようになります。10歳や12歳になれば物理的にも心理的にも自然と親と離れていくことが求められます。親離れ、子離れの準備は小さい頃から始まっています。お子さんに対して徐々に手放しし、たくましい心を育てていきましょう。過保護、過干渉は禁物です。社会人になる我が子がたくましい心を持つために、私たち親にも覚悟が必要です。

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