幸せホルモン、オキシトシンでラクラク子育て。スキンシップが決め手

子育て

今回はお子さんにたくましく自立を促し、自己肯定感を高める方法をお伝えします。

昔の考え方では親ライオンが子ライオンを崖から突き落とすように、子どもを甘えさせないようにすることで自立を促すという考え方が多くされていました。現在の考え方は違っています。イギリスの精神科医、ジョン・ボウルビィが1958年に愛着理論を提唱し、その考え方が主流です。簡単に言うと子どもは親という安全基地を持つことで自立できるという考え方です。親に甘え、いつでも守ってもらい、安全であると子どもが信じることができるようになると、親から徐々に離れ、一人で行動できるようになっていきます。

この愛着理論を科学的に裏付けるかのように脳内ホルモン、オキシトシンの作用が明らかになってきました。オキシトシンは別名、愛情ホルモンとか、幸せホルモンと言われています。このオキシトシンが出ることで次の作用があると言われています。幸せな気持ちになる、不安や恐怖が軽減する、ストレス緩和、人と関わりたくなる。大人に良いだけではなく、子どもにも作用し、子どもの自立を促す効果があります。

どのようにすればオキシトシンが出ると思いますか。拍子抜けするほど簡単です。一番簡単で、効果があるのがスキンシップです。お子さんをハグしたり、お膝に座らせたり、くすぐりっこをしたり、スキンシップをしましょう。お子さんに肩を揉んでもらうのも良いですね。お子さんだけでなく、お父さん、お母さんにもオキシトシンが出て、幸せな気持ちになります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました